秋の味覚の代表格・サツマイモがおいしい季節がやってきました。旬の今こそ味わいたいレシピを、産地・茨城出身でサツマイモ愛にあふれる料理家のほりえさちこさんに教えていただきます!
カリッ!ホクッ!がたまらない「大学イモ」
大学イモをおいしくつくるコツは油でじっくり揚げること。たくさんつくって、冷凍保存するのもありですがおいしすぎて残らないかも!?
●大学イモ
こんがり揚げてほっくりした食感と、甘じょっぱい味つけでいくらでも食べてしまいそうな大学イモ。サツマイモをカリッとさせる方法やおすすめアレンジも紹介します!
【材料(4人分)】
- サツマイモ 大1本(300~350g)
- 揚げ油、いりゴマ(黒) 各適量
- A[砂糖、みりん各大さじ1と1/2 しょうゆ小さじ1/2 塩ひとつまみ]
【つくり方】
(1) サツマイモは皮ごとよく洗い、ひと口大の乱切りにする。水気をふいてフライパンに入れる。
(2) サツマイモの半分くらいの高さまで揚げ油を注ぎ、中火にかけて油の温度を180度まで上げる。ときどき上下を返しながら、こんがり色づくまで、8分ほど揚げる。竹串がスッと通るかたさになったら取り出し、油をきる。
(3) 揚げ油を処理してフライパンをさっとふき、Aを入れて中火にかける。フツフツしてきたら(2)を加えてからめ、仕上げにゴマをふる。
[1人分146kcal]※つくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
大学イモをおいしくつくるポイント2つ
油で揚げるときはじっくり、タレとからめるときはサッとがおいしく仕上げるポイントです。
●コールドスタートの油でじっくり揚げる
揚げ油が冷たいうちから揚げ始め、油の温度を180度まで上げていきます。サツマイモの甘味が引き出せ、外側はカリッと揚がります。
●甘辛ダレにさっとからめる
調味料を火にかけてフツフツしたら、揚げたてのサツマイモを入れてからめるだけ。
おすすめアレンジはアイスのせ!
できたての大学イモにバニラアイスをのせると、アイスがソース感覚に。アツアツ&ひんやりのコントラストも味わい深いデザートになります。
ESSE11月号では、ほかにも秋が旬のサツマイモを味わいつくすためのレシピを紹介しています。「オーブンで焼く焼きイモ」や、本格スイーツ「サツマイモのモンブラン」はもちろん、おかずにもなる「鶏肉とサツマイモのオイスター炒め」にも注目です。ぜひチェックしてみてくださいね!