新しいシステムも多く、「行けばなんとかなる」が通用しなくなった東京ディズニーリゾート。ここでは、パークのアトラクションをスムーズに利用するために、押さえておくべきポイントをご紹介します。知っておけば、なにもしなかった場合と比べて何倍も楽しむことができます。教えてくれたのは、『すっきりわかる東京ディズニーランド&シー最強MAP&攻略ワザ 2025年版』 (扶桑社)でも東京ディズニーリゾートの裏ワザや上手な回り方を紹介している、最強MAP&攻略ワザ調査隊のみなさんです。

※写真はイメージです
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超重要な「プレミアアクセス」と「プライオリティパス」って?

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今まであったファストパス(FP)というアトラクションの優先入場システムが終了。近年は「プレミアアクセス」(DPA)、「プライオリティパス」(PP)というシステムが導入されています。アトラクション攻略には、このシステムの内容を理解することが重要です。

●プレミアアクセス(DPA)

「ディズニープレミアアクセス」は、以前に発券されていたが終了した「ファストパス」(無料)の有料版ともいえるシステム。アトラクション利用やショー鑑賞を効率的に体験することができ、略して「ディーピーエー(DPA)」と呼ぶことも。

対象は超人気アトラクションとパレードやショー。アトラクションならば専用のルートがあり、たとえば2時間待ちの列を10分に短縮できるのも普通のこと。ショーやパレードは用意された専用エリアからストレスなく鑑賞できます。

取得には、パーク入園後に東京ディズニーリゾートの公式アプリを開き、「DPA」のロゴマークをタップして、画面の指示に従います。時間指定ができますが、発行数には限りがあるので早いもの勝ち!

●プライオリティパス(PP)

正式名称は「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」。かつての終了したファストパスとほぼ同じで、人気アトラクションに並ぶ時間を短縮できるパスです。

パーク入園後に東京ディズニーリゾートの公式アプリを開き、「40周年記念プライオリティパス」のマークをタップし、画面の指示に従い取得。1日の発行数は限りがあり、時間帯を選択することもできないのでご注意ください。

申し込み順に早い時間からなくなっていきますので、お目当ての施設があれば、入園後とにかく速攻で取得するのがおすすめです。

入園直後はまず冷静にパークの状況をチェック

目的のアトラクションの運用方法を事前にチェック!

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アトラクションを利用するときは、基本的にプレミアアクセスやプライオリティパス、もしくは普通に並ぶ(スタンバイ)の3つのうちのどれかになります。体験したいアトラクションがどの方法で運用されているか必ず事前に把握しておきましょう。

入園直後はパークに来たという興奮で冷静な判断ができなくなることも。ここでパークの状況をスマホでチェックしてすばやく次の行動をするのが重要!

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パーク開園直後の入場でない場合は、最初にスマホで各種パスの発券状況やアトラクションの混雑具合をチェック。開園直後だったら迷わずにお目当ての「プレミアアクセス」や「プライオリティパス」をゲットしよう!

まずは公式アプリをダウンロード&インストール

プレミアアクセス、プライオリティパスをゲットするには「東京ディズニーリゾート・アプリ」(無料)をスマホにダウンロードして、インストールします。

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DPA、PPだけではなくグリーティング施設入場の抽選、レストラン予約、ショップ入店予約、グッズ情報なども手軽にチェックできます。