クローゼットの引き出し、油断するとすぐにグチャグチャになってしまいませんか? ハンガー収納にすれば解決しますが、「そんなスペースはない」「チェストで管理したい」という人のために、簡単にできて崩れにくい衣類のたたみ方を伝授。教えてくれたのは整理収納アドバイザーであり、家事代行サービスでも多数の顧客を抱えるNoyoさんです。
すべての画像を見る(全9枚)たたみ収納のメリットは、「収納力」と「すっきり」
洋服の収納方法は、主に2種類。ハンガーにかけて収納するのと、たたんで引き出しや棚にしまう方法です。ハンガー収納は手もち服が分かりやすいのが大きな特長ですが、服をたくさんもっているとスペースがたりなくなることも。
一方でたたみ収納は、限られたスペースでより多くの服をしまうことができます。
「引き出しにしまうとたくさん収納できるだけでなく、色味や柄が隠れます。クローゼットをすっきりした印象に見せてくれるのもポイントです」と話すのは、整理収納アドバイザーのNoyoさん。Noyoさんは家事代行サービスも長年手掛けており、掃除も片づけもできる暮らしのプロです。
そんなNoyoさんも、たたみ収納を取り入れています。そこで、洋服をきれいにたたむコツを分かりやすく教えてもらいました。
だれでも簡単にできる、崩れにくい洋服のたたみ方
Noyoさんと一緒にたたんでみましょう。
(1) 縦に三等分して折る
服を広げ、シワを伸ばしたら縦に三つ折りにしていきます。袖部分も一緒に折り込んでいきます。
反対側も同じように折り、袖がはみ出る部分は内側に重ねましょう。
(2) 裾と衿ぐりから4分の1を折りたたむ
裾側から4分の1を中央に向かって折りたたみます。裾と衿ぐりが中央部分にくるように、上部も同じように折りたたんでください。
(3) 裾にできた筒状のポケットに衿ぐりを入れ込む
4分の1ずつ折りたたむと、裾のほうは写真のように筒状のポケットができているはず。ここに、衿ぐり側を入れ込んでいきます。
(4) 完成!
くるっと入れ込むことで、すっきりコンパクトに。厚みも均等になるので、引き出しの中が整いやすくなります。
引き出しの高さがあまりない場合は、筒ポケットに入れ込む前にさらに半分に折ってあげるなどしてサイズを調節してみてください。