保存食づくりで気分転換。人とのコミュニケーションのツールにも

山椒を取る川嶋さん
庭で山椒の花を収穫。花は、2~3日で終わってしまうので貴重なもの。佃煮にすると、香りがよくおいしいです
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川嶋さんのお宅には庭があって、野菜や果物を育ているので色々収穫できます。次男が庭の手入れをしてくれるそうです。フキや山椒の花や実、葉唐辛子は佃煮に。杏と梅に木が1本ずつあるから、杏はジャムにし、梅は梅干しと梅ジュースにしました。保存するビンをきちんと煮沸消毒するので、長持ちするそうです。それに、材料がわかっているし、添加物も加えていないから、安心です。

「保存食づくりは気分転換ですね。これをやろうって思うと大変だけど、テレビを見ながらパソコンで原稿を書きながらの、ながら族です。気楽につくっているから、楽しい。できたものを人にあげるのも好き。おしゃべりも弾みますね」

ひとり暮らしの自由を満喫。1日1回はだれかと話すことを心がけて

梅仕事
今年も梅仕事をしました。庭で収穫した梅の1部を梅干しに。お天気が心配でしたが、3日3晩干して赤シソにつけました

ひとり暮らしについて、寂しいと感じることはあるのでしょうか?

「もちろん、寂しい面はありますが、だれにも気を使わずに、自分らしく自由に暮らせるところはメリットですよね。だた、人と話さないのはよくないかなと思います。できれば、ごはんは毎日でなくても、だれかと話しながら食べられるといいですね」

川嶋さん自身も、夕食はできるだけ近くに住む次男と食べるように。直接人に会わない日でも、電話をしたり、オンラインで会議に出席したり、1日1回はだれかと話す機会をつくるようにしています。

おいしくごはんを食べ、人と話し、仕事や好きなことをするのが、川嶋さんの暮らし。

「1日があっという間に過ぎて、時間がたりないくらい。ひとり暮らしだけど、孤独感はないし、毎日が充実しています」

 

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