ひとりなら部屋は狭くても十分
すべての画像を見る(全5枚)泊まった部屋は和室の6畳。宿では小さめの部屋なのですが、私はこの狭さが逆に心地よかったです。独身時代は4畳半暮らしだったので、これくらいの狭さに慣れているのかもしれません(笑)。
高級宿の広い部屋にも泊まったことがありますが、ひとりだともて余すような気がするし、当然値段も高い部屋が多いんですよね。その点、ひとりなら多少狭くても清潔感があれば十分だと感じました。
宿泊は夕食なしプランにしたものの…
予算と日程に合う宿がたまたま1泊朝食プランしか空いていなかったので、夕食は外で適当に食べようと思ったのですが、結論から言うとメリット、デメリットどちらもあるなと感じました。
まず、デメリットは、温泉に入ったあとに服を着替えて外に出るのが面倒だということ。
今回は宿付近の居酒屋さんでおいしい土地の料理が楽しめたのですが、もっと食べたいときにシェアする相手がいないのはつらいところです。お店も少ないので、温泉地ではやっぱり1泊2食がラクかもしれません。
プランについていた宿の朝ごはんはボリュームたっぷりでしたが、ペロリと完食。
ただし、夕食抜きにすると宿泊代はかなり抑えられます。旅館の豪華なごちそうは多すぎる、ひとりで食べるのは少し苦手だという人には、夕食をあえてつけないのもアリだと思います。
帰り道はポイントで乗れる在来線グリーン車で
翌朝は、宿の目の前にあるバス停からJRの駅へ。レンタカーを借りて産直に寄ったり、軽くドライブや買い物を楽しんでローカル線で帰ります。
乗車時間は1時間半ほどで大した距離ではないのですが、大人旅らしくリッチにグリーン車をチョイス。電子マネー「Suica」のポイントを前日までにグリーン券に交換すると、タダでグリーン車に乗れるのです。シートがいいと疲れないし、旅気分がグーッと盛り上がります。
平日の閑散期や湯治宿がねらい目
みんなでワイワイ楽しむ温泉旅と違い、好きなときにお風呂に行き、好きなだけのんびりしてゴロゴロ…。ひとり温泉旅は本当にわがまま、気ままで、気がすむまで温泉三昧という貴重な時間が過ごせました。
旅館にひとり宿泊は割高ではありますが、最近は「おひとりさま歓迎」の宿がとても増えていて、プランや時期、部屋を選べばリーズナブルに泊まれる宿も珍しくありません。
安さで選ぶなら、昔ながらの湯治宿もおすすめ。格安で抜群の泉質。温泉好きなら満足すること間違いなしです。遠出はできないけれど、ひとりでいいお湯につかって気晴らししたい…そんなときは、お気楽な温泉バス旅いいですよ!