善玉菌&やせ菌の強い味方2「発酵食品」
発酵食品の乳酸菌や酵母などは、やせ菌(腸内の日和見菌)の栄養源。やせ菌が活発になって善玉菌の味方になると、腸内のバランスが整いやすくなります。また、納豆の納豆菌、乳製品や漬物の乳酸菌は、腸まで届いて腸内環境のバランスを整えます。これらの微生物は腸内に定着しにくく、定期的に食べ続けることが必要です。
<食材例>
ヨーグルト、チーズ、しょうゆ、ナンプラー、漬物、キムチ、カツオ節、塩こうじ、塩辛、バター、発酵キャベツ、発酵タマネギ
[その他]ほかの項目で登場した納豆・みそ・酢・甘酒など
水溶性食物繊維にプラスしたい「オリゴ糖」
ビフィズス菌など乳酸菌のエサとなり善玉菌を増やします。乳酸菌と一緒にとると効率よく善玉菌を増やせるので、ヨーグルトと一緒にとるのもおすすめです。
<食材例>
バナナ、ハチミツ
[その他]ほかの項目で登場したタマネギ・大豆など
善玉菌&やせ菌を増やす腸活レシピ
ワカメでふわっとさせつつ、タマネギの食感もクセになる一品。
●ワカメつくねの梅照り焼き
【材料(4人分)】
- 豚ひき肉 400g
- カットワカメ(乾燥) 大さじ2
- タマネギ 3/4個
- パプリカ(赤) 1個
- A[酒と片栗粉各大さじ2 塩小さじ1/4 コショウ少し]
- サラダ油 大さじ1/2
- B[梅干し(種を除いて包丁でたたく)2個 しょうゆ大さじ1と1/3 酒とハチミツ 各大さじ1]
【つくり方】
(1) ワカメは水につけて戻し、粗く刻む。タマネギはみじん切り、パプリカはヘタと種を除いて食べやすく切る。
(2) ボウルに豚ひき肉、(1)のカットワカメ、タマネギ、Aを入れてよく練り混ぜ、12等分して平丸形にまとめる。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を並べ入れ、(1)のパプリカも入れて一緒に焼く。焼き色がついたら上下を返し、フタをして弱火で3~4分蒸し焼きにする。パプリカを取り出し、合わせたBを加えてさっとからめる。器に盛り、パプリカを添える。
[1人分324kcal]発売中の『からだ整えリセットごはん』(扶桑社刊)では、この記事で紹介した腸活テクニックをより詳しく解説! また、腸活レシピも豊富に紹介しています。