ダイニングテーブルは集成材のオイル塗装を選択

ホワイトオーク集成材のオイル塗装のダイニングテーブル
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筆者が選んだのは、シキファニチアの「モリス ダイニングテーブル」、ホワイトオークのオイル仕上げです(※ホワイトオークは現在廃盤)。

通常、木製のダイニングテーブルの天板は「無垢板」と「突板(つきいた、天然木をシート状にスライスしたもの)」があり、無垢板のなかでも「一枚板」と「集成材」に分かれます。

無垢の一枚板>集成材>突板の順に価格は高くなるのですが、筆者が決めたのは「集成材」。集成材は、幅が細い板をはぎ合わせて、一枚の大きな板にしたものです。

無垢の一枚板は高級感があるぶん、価格が高いことが難点。一方、突板は安価ですが、表面がはがれるとキズが目立ちやすいデメリットが。その点、集成材は天然木の雰囲気はそのままに安価で、キズができても「味」として経年変化を楽しめるため、まさに「いいとこ取り」の素材でした。

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テーブルの天板の仕上げは、「オイル塗装」または「ウレタン塗装」のどちらかが一般的です。

オイル塗装は、木の表情を消すことなく、汚れてもオイルの塗り直しなど自分で、メンテナンスがしやすいのが特徴です。ウレタン塗装の方が水や汚れに強いのですが、劣化するとメンテナンスが難しいというデメリットがあります。また、独特の光沢があるので、素材感を楽しみたい人には不向き。

ナチュラルなインテリアにしたいと考えていたわが家には、オイル塗装の方が合っていました。

わが家は、床材や造作家具の木材も明るい色味を採用し、オイル塗装で仕上げています。テーブルも同様に明るいオークのオイル塗装で合わせたことで、より部屋全体に統一感が生まれました。