収納するのに奥行きが必要なものは意外とある

押入れサイズの収納のスケッチ
すべての画像を見る(全12枚)

筆者は、間取りがある程度できてきた段階で、収納計画を立てました。全収納スペースの断面図(写真)を書いて、なにをどこに収納するかを検討したのです。

そのとき、「大きいもの」もリストアップしました。収納するときに、幅もしくは奥行きが約50cm以上必要なものです。

「約50cm」の理由は、この間取り上のクローゼットの奥行きが約60cmだから。リストアップすることで、クローゼットに入らないものが把握できました。さらに「奥行きが深い収納」が必要という気づきも生まれることに。

問題を解消するため、1階と2階に以下のようなものを収めるための、深い収納を設置することにしました。1階と2階、それぞれに分けたのは、「収納スペースは、使う場所にないと片づけない」ということがわかっていたからです。

<1階>
・来客用敷き布団(セミダブル1枚)
・来客用羽毛布団(シングル2枚)
・来客用枕(2人分)
・ひな人形
・兜飾り(五月人形)
・クリスマスツリー
・ワンタッチテント

<2階>
・羽毛布団