LDKと玄関の間は床にレールのない「上つり引き戸」に
すべての画像を見る(全11枚)玄関はLDKと隣接しています。玄関もLDKと一緒に、毎日ロボット掃除機で掃除したいと考えたからです。
また、上の写真のように、LDKと玄関の間の扉は「上つり引き戸」にしました。ですから、床には引き込みのためのレールがありません。
レールによる段差がなければ、ロボット掃除機が引っかかることがありません(ちなみに筆者は、掃除機が通過する際に発生するガタガタ音も避けたかった)。「上つり引き戸」のおかげで、ストレスなしです。
埋め込みの収納棚を設置し、障害物を減らす
じつは筆者、以前の住まいでもロボット掃除機を使っていました。しかし、そのときは、以下の2つのことが気になっていました。
・床に置いているものが、よく巻き込まれる
・でっぱっている置き家具に、ガンガンぶつかる
そこで、床にものを置かなくてよいように、壁に埋め込み型の収納棚(造作家具)をつくりました。上の図の丸印で示しているのが、その収納棚です。LDKに4か所、玄関に2か所あります。
これにより収納場所を十分確保でき、置き家具によるでっぱりを減らせました。もし、急いでいるときに床にものがあったら、とりあえず収納スペースに押し込んで、ロボット掃除機を作動させます(笑)。
こちらが実際のリビングの様子。手前の棚や、ダイニングテーブルの後ろに扉つきの埋め込み収納があります。置いている家具はテレビボードとソファ、ダイニングテーブル、イスのみ。
ロボット掃除機を動かすときは、ダイニングのイスは(大人用の2脚だけにはなりますが)逆さにしてテーブルにのせて、より障害物がなく動きやすいようにしています。すると掃除の仕上がりもきれい。