同じ1階にLDKがあると、コミュニケーションもスムーズ

共有の玄関
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上の写真は共有の玄関です(左の扉が子世帯、右の扉が親世帯)。2つの世帯のLDKが1階にあることで、気軽にお互いのLDKを訪問。子どもを預かってもらいやすいのも、この間取りのメリットです。

親世帯から食材をもらったり、筆者の母と妻の間で、購入したものをお裾分けしたり…。気兼ねなく行き来できる間取りが、家族の関わりを深くしてくれていると感じます。

しかし、二世帯住宅とはいっても、親世帯と子世帯では生活スタイルが違ってきます。親世帯は筆者世帯のLDKや2階へは、用事がないかぎり来ません。

筆者家族も親世帯とのプライバシーを守る意味で、気をつけていることがあります。それは、以下の3つです。

・イレギュラーなことがないかぎり、事前連絡なしに子どもを預けない
・親世帯が留守中に勝手に親世帯のLDKへ行かない
・親世帯で遊んでいるときでも、親世帯の個室へは勝手に入らない

筆者の子どもたちはまだ幼いため、勝手に個室へ入ったり、ものをあさったりしてしまうことがありますが、その都度しっかりと注意するようにしています。家族とはいえ、マナーを守ることは大事。ルールを決めているおかげで、トラブルなどに発展していません。