目はとてもデリケート。眼圧が正常値でも緑内障になる理由

目の仕組みのイラスト
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目はとてもデリケートな器官です。外部から入ってきた光は網膜に張り巡らされた無数の視神経線維によって処理され、脳へ電気信号として伝わることで「目が見える」状態になっています。これらの構造がなんらかの原因で崩れることで、支障が出てきてしまうのです。

眼圧が正常値でも視神経に負担がかかる要因はさまざまなものが考えられます。多くの人に身近なのは、近視です。近視になると眼球がラグビーボールのように楕円形に変形してしまいます。通常の眼球よりも奥行きが長くなるために焦点がずれてしまうのです。

「近視」は一度なったら治らない

一般的に近視の度数が強いほど眼球は大きくなります。目の形状が変化するので、網膜などの組織が引き伸ばされ、網膜剥離、黄斑症、緑内障などのリスクが高まってしまいます。近視は目の構造が変わってしまうため、身長を縮めることができないように、根本的な治療をすることができません。一度なってしまった近視は一生、上手につき合っていかないといけないわけです。

緑内障についてより詳しく知るには、真鍋先生のアドバイスが載っている『専門名医が教える!緑内障に効くたった2つの習慣』(扶桑社刊)をぜひ参考にしてみてください。

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