今の暮らしを「このままでいいの?」とモヤモヤしているなら、今までため込んできたものや習慣、思い込みを思いきって手放してみませんか? 60代の人気ブロガー・筆子さんに、今後の暮らしをもっと豊かに楽しむための、不要な「もの」と「メンタル」の手放し方を聞きました。

悩みとおさらばする女性イラスト
今後の暮らしをもっと豊かに楽しむには?
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<もの編>“身近”なものから手放す

まずは身近な不用品を手放すことからスタート。気負わず気軽に始めましょう

●ポイント1:1日15分など、作業は長時間がんばりすぎない

ハードルを上げすぎると、つい後回しにしてしまう原因に。1日15分など時間を短く区切って行うのがポイント。

「一気にやるより、コンスタントに続けることが大事です」(筆子さん、以下同)

●ポイント2:判断しやすいものから手放しスタート!

手放しやすいものリスト

賞味期限や使用期限のはっきりしているものや、使っていない無料のサンプルなど、判断しやすいものから始めて。

「まずは手放しやすいものから着手すると、弾みがつきますよ」

●ポイント3:生活のなかでよく使う場所からチェックを

キッチンや自分が長時間過ごす部屋など、よく使う場所からチェック。

「毎日使っている場所のものが減ると、快適になるのを実感でき、モチベーションが上がります」

●ポイント4:ものが家に入る経路を意識する

不要なものがどうやって家に入ってきたのか、その経路に目を向けて。

「おまけや景品をもらわない、100円ショップに寄らないなど、入ってくるのを止めるのがものを減らす近道」

<メンタル編>モヤモヤを手放すには?

メモに書き留める女性イラスト

ストレスが多いと、ものをためこみがち。心のモヤモヤを手放して身軽に!

●ポイント1:ノートもしくは紙、そしてペンを準備する

思っていることを書き出す紙とペンを用意しましょう。

「デジタルより手書きの方が、思いを吐き出しやすい傾向が。読み返すものではないので、紙やノートはなんでもOKです」

●ポイント2:1日15分を目安に「今、自分が思っていること」を書き出す

ノート、ペンのイラスト

1日15分程度を目安に、思っていることを書き出します。

「モヤモヤしていることや手放したいこと、やりたいこと、やりたくないことなど、思いついたらなんでも書いてOK」

●ポイント3:自分に正直に書き出して、いちいちジャッジしない

書き出した内容についてはジャッジしないのが大切です。

「前向きでも後ろ向きでも、かまわず今のありのままの思いを書くのが大事。自分の気持ちが明確になってきます」

ESSE9月号では、年齢や暮らしの節目に「やめる・捨てる」で人生が好転した方々を一挙に紹介します。やましたひでこさんのインタビューやジャンルごとのやめて捨ててよかったことにも注目。ぜひチェックしてみてくださいね!

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