48歳、地元の信用銀行でローンが通ってマンションを購入
すべての画像を見る(全5枚)夫の仕事を手伝いながら自立を目指し、結局48歳で離婚。子どもたちは社会人として巣立ったため、みるくさんは古いマンションの1室を借りてひとり暮らしを始めます。
「少し薄暗いお部屋で、正直気に入ってない部分も多少はありました。当時は世間では老後2000万問題も騒がれていて、私も金銭的に将来の不安を感じていました。でも、あるときふと、“私の老後っていつかな、老後ってなんだろう”って思ったんです。老後のためにアクセク働くことも大事だけど、今の日々を穏やかに暮らすことも私にとっては大切です。そこで今の日々がもっと充実するように、気に入ったマンションを探しローンで購入しました。シングルマザーですが、地元の信用金庫さんの口座をメインに貯金をしていたためローンの審査にも通りました」
53歳、おひとりさま。のんびり過ごすコツは将来を悲観的に考えすぎないこと
現在みるくさんは53歳。コツコツと貯金をしつつも、時には旅行に行くなどメリハリのあるお金の使い方をしています。
「冷蔵庫のものを食べきってから買い出しに行く、洋服はひとつ買ったらひとつ捨てる、という買い方をしています。3人の子どもたちに迷惑をかけないように、コツコツと貯金していますが、一方であんまり将来に悲観的にならないように、毎日のんびり暮らすことも大切にしています。今はパートナーはいませんが、将来的にできてもいいかなと最近は思っています。私の友人は月の半分は夫の家に行き、半分は自分の家で暮らしています。そういうのもいいなと感じています」