3:包装用のテープやもらったポリ袋は消耗品として再利用
すべての画像を見る(全6枚)さて朝食準備にとりかかります。わが家の台所は閑散としています。水回りに、炊飯器やトースターなどの電化製品、鍋類や調味料器、しゃもじなどの調理具類がないからです。もちろん食器棚もありません。自分ではそれが清々しいと思っているのです。
その代わりにあるものは、陰になった壁の一部に、「思いきり乱雑コーナー」として接着テープが目いっぱい貼ってあります。購入した商品の包装上に貼ってあるテープはどれほど大量かご存じでしょうか? それをきれいに剥がし、壁に貼りつけて保存。多くの接着作業がこの再利用でまかなえるのです。
きれいなラベルは保存品に用い、その他は水きりした生ゴミを極薄ポリ袋にぎゅうぎゅう詰め、その再接着テープでしっかり止めてから市指定のゴミ袋に入れるのです。極薄ポリ袋というのは、スーパーの商品持ち帰り用のビニール袋です。なるべくゴミを出さないこと、水きりは完全であること、それがエコにもつながります。
シンク内には三角ゴミ入れを置きません。第一に邪魔なこと、第二に水きりが不完全なこと、そして第三にゴミ入れ自体の洗浄が面倒なのです。トマトのヘタや芋の皮、食後の魚の骨などは直接薄いビニール袋に捨てれば水気はほぼゼロになります。
4:外出をするときも使うお金は最小限に
さあ買い物です。私は午前中パソコン作業をしているので、昼食後に出かけます。
食後は、眠気覚ましと散歩を兼ねた気晴らしで、3~4時間歩くこともあります。途中の公園では、手持ちのお菓子や水分補給をしています。それからちょっと買い物です。「買わないぞ~」をモットーに、1つだけは買おうと各店舗を物色するのが楽しみです。
帰宅後は、かなり早い時間帯に、煮炊きをしない簡単夕飯の準備です。「変わった習慣かな?」と思っていましたが、節約上手のドイツ人の一般的な夕食の例を知って、同じだと安心しました。洗い物も少量で済みます。
そんなひとり暮らしの節約の1日を紹介しました。