宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、「TAKARAZUKA」を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
vol.65 花組公演 ショーケース『Dream On!』@宝塚バウホール
すべての画像を見る(全1枚)花組の若手メンバーを中心としたショーケース『Dream On!』。“夢”をテーマに、第1部では海外のレビューを取り入れることから始まった「宝塚レビューの歴史」をメドレー形式で披露。第2部では歌とダンスで、夢あふれる宝塚歌劇のショーの魅力に迫る。未来のスターたちが、この瞬間ならではのきらめきを放つ、フレッシュでエネルギッシュなステージ。
いい新人ザックザク! “神"降臨のまぶしい舞台でした
ムラ遠征、今回は花組バウと雪組大劇場を観劇。
まずは、バウホールの、花組ショーケース『Dream On!』について。
以前は『New Wave!』という演目で、各組の若手を紹介するのが目的のワークショップ的なものだったんだけど、全組が終わったということで、『Dream On!』がスタート(たぶん)。トップバッターは花組。
ポスターは水美舞斗(みなみ まいと)さんが真ん中だけど、彼女と帆純(ほずみ)まひろさん、一之瀬航季さんの3人は、特別出演で前半7日間だけ。なんか変なのーって感じだったけど、日程的に綺城(あやき)ひか理、飛龍つかさが真ん中の、後半バージョンを観劇することに。
いや~、よかった!
すごくよかった!!
初め、オールド宝塚のジャズメドレーで、イマイチのれず、しかもずっと手拍子しなきゃだし「うーん」って思ってたら、第1部の最後は、飛龍つかさクンの「キッチュ」(エリザベート)!
客席後方から登場し、お客様に絡みながら余裕綽々に練り歩く姿は、まさにルキーニ!
ちなみに飛龍くんは、“太”タイプの男役さん。“太”タイプとは、エラが張ってるとか体格がいいとか“線が太い”っていう意味の、私の男役さんへのホメ言葉ね。
で、飛龍くん、押し出しがよく、存在感も出し、スターっぷりを披露!
客席がめちゃくちゃ沸いたのです。
それをきっかけに全体がグワーンとさらに盛り上がり、ミュージカルナンバーが続き、最後の「ME AND MY GIRL」で客席後方へハケるという演出も楽しく一幕終了。
休憩中は興奮気味に「飛龍つかさ」を検索し第二幕へ。
一幕でスイッチはいってるから、二幕も盛り上がり、スッゴイ楽しかった~!!
若手はみんながんばってたけど、目に留まったのは侑輝大弥(ゆき だいや)クン。
ひときわカッコよくダンスを踊る研4さん。
バウホールにいるという、"若手を育てる神"降臨の舞台でした。
やっぱ観ないと! 全公演観ててよかった! って感じた遠征1日目でした。