幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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生花は花ビンで、ドライフラワーになったらカゴやお皿にポンとのせて

わが家の庭に植えているアジサイ。5月に入ってからぐんぐんと葉をつけ大きく育ち、今年は去年よりも、うんとたくさんの花をつけてくれそうです。そして先日は、緑とピンク色の組み合わせがなんともきれいなアジサイをいただきました。

アジサイ

まずは普通に花ビンに挿し、リビングのテーブルに。毎日ながめて楽しんでいたところ、あっという間にバタバタと時間が過ぎ…。気がつくときれいなドライフラワーになっていましたとさ(笑)。

カゴなどにポン、と置くのもおすすめ

水を抜いて花ビンに挿したまま楽しんでもいいのですが、カゴなどにポン、と置くのもおすすめ。それだけで、存在感のあるインテリアになるんです。

置き方なんて、難しいことは考えなくても大丈夫。ポンポンとただひたすら置いていくだけでOK。アジサイのドライフラワーでなくてもかまいません。わが家の玄関にはアジサイとユーカリのドライフラワーをたくさんカゴに盛っていますよ。

涼しげなトレーやお皿に置いても雰囲気がぐっと変わります

少し暑くなってきたら、温かみのあるカゴはしまって、涼しげなトレーやお皿に置いても雰囲気がぐっと変わります。

ちょこんと乗せるのも、もちろんかわいいのですが、写真のようにはみ出てしまうくらいが私の好みです。

アジサイにだけでなく、ユーカリやミモザなど、ボリュームのあるドライフラワーはごそっとカゴやトレーに置いてみるだけで、花ビンに飾るのとは違う表情を楽しめると思います。

そろそろ大好きなアジサイの季節。自分好みのアレンジを楽しみながら、初夏を楽しみたいなと思います。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、toiro を始める。 著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある。