壁に飾るインテリアはセンスが必要…。でも、ちょっとのコツで簡単で手軽に楽しむことができると教えてくれたのは、一級建築士で整理収納アドバイザーのハギヤマジュンコさん。壁に飾るおすすめのアイテムからコツを紹介します。家の雰囲気を手軽に変えたい人におすすめです。
すべての画像を見る(全7枚)「置いて飾る」から「壁に飾る」を楽しむように
雑貨やインテリアが好きな私ですが、今までは手もちの雑貨を「置いて飾る」ことでしかインテリアを楽しむことができていませんでした。ですが、インテリアのプロからアドバイスを受け、「壁に飾る」ことを楽しめるようになりました。
今日は、私の思う壁に飾るおすすめのものや、飾るときのコツ、飾るために使えるおすすめグッズをご紹介します。
1:壁に飾るおすすめのもの
壁に飾ると聞くと、絵やイラストを思い浮かべられ、「少しハードルが高いな?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私が普段壁に飾っているものは手に入れやすいものばかり。
●子どもの絵
それは、娘が描いた絵や、ちょっとすてきなポストカード、お気に入りのお皿などです。
「子どもが描く絵」はそれだけでアート。その年頃でしか描けない子どもらしさがあふれていて、計算のない自然さや自由さが立派なアートに。自分の絵を飾ってもらうことを喜ぶ子も多いのではないでしょうか?
●ポストカード
「ポストカード」は手の出しやすいお値段なのがおすすめポイント。1枚だけより、数枚をまとめ、ひとつのアートとして飾ると簡単にまとまりが出るように思います。
●お皿
「お皿」は食事に使う道具と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、柄のあるお皿はそれだけで存在感充分。季節に合わせて、インテリアのイメージに合わせて手軽に交換しやすいのもいいなと思っています。割れ物のため、専用の道具を使って飾っています。
●カゴ
「飾る」が本当の目的ではないものも見方を変えることで「飾る物」に。それがカゴです。ほかには時計やお花など、軽い物からスタートすると、飾るハードルが下がるのではないでしょうか。
2:壁に飾るときのコツ
最初は、奇数で飾るのがバランスがとりやすいのでおすすめ! できれば三角形を意識して3個をバランスよく飾ってみてください。
複数個を飾るときの注意点をいくつか紹介します。
・隙間の幅を縦横合わせる
・高低差を出す
・片流れ(一方に傾斜する)になるように意識する
・色や素材のまとまりを考える
これらを意識するだけで、ゴチャっと感がなくなったり、少し洗練された雰囲気が出るのではないでしょうか。子どもの絵は、そのまま飾ってもいいですし、インテリアに合わせてフレームに入れて上げるだけでグッと雰囲気が変わります。
その際、フレーム枠は細めを選ぶと今っぽくなります。