わが家の玄関は、子どもの成長に合わせて柔軟に

新しい家のプラン
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筆者は2022年に家を建て替えました。このときハウスメーカーの営業担当に、筆者が長いこと感じていた疑問、「なぜ、玄関が正面につくのが一般的なのか」について質問しました。

その答えは、「とくに理由はなく習慣的なもので、お客様から要望がない限りは玄関を正面にもってきている」というものでした。つまり、玄関を正面の方がメリットがあるということではなく、一般的に玄関は正面にあるから、そういった間取りが提案されているということ。

なので、これから家を建てようと思っている方は、玄関を横向きにした場合の間取りのパターンも依頼し、どちらの方が自分たちのライフスタイルにあっているか、比較してみたらいいと思います。

じつは筆者も設計時、横向き玄関の間取りを希望して、5パターンぐらい間取りをつくってもらいました。

しかし、土地が変形地だったことがあり、玄関を横向きにした場合、リビングの日当たりや、駐車スペースの確保などを犠牲にしないといけなかったため、現在の位置に落ち着きました。

現状の玄関回り

写真は現在の玄関回りです。

玄関を正面にすることに決めた際には、玄関前にフェンスなどで目隠しをすることも考えました。しかし、目隠しをした場合のデメリット(玄関ポーチに圧迫感が生まれる、子どもたちによる玄関渋滞が発生する、目隠しのフェンス・壁をよじ登ってそこから落ちる危険性があるなど)を考慮して目隠しはつけていません。

玄関に目隠しをしたイメージ写真

将来的には、上のイメージ画像のように、目隠しをつける予定です。

ちなみに、以前住んでいた家でメリットに感じていた、雨にぬれずにクルマに乗り降りできるという点については、駐車スペースの近くに勝手口をつくりカーポートを設置することで実現できています。

外構・エクステリアは、比較的リフォームしやすい部分。子どもの成長の様子を見ながら、リフォームのタイミングを探っていこうと思っています。

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