横向き玄関にすることで実現できる3つのメリット

プライバシーが確保できる玄関
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筆者は、玄関を横向きにすることによって、以下の3つのメリットがあると考えています。

1.プライバシーが確保できる

繰り返しになりますが、玄関を前面道路から横向きにすることで、玄関をあけたときに外から家の中を見られる心配がありません。

また、玄関が道路に面している場合、インターフォンの前に立って待っている訪問販売や宅配業者などから、玄関をあけた瞬間に家の中が見えてしまうということもあります。玄関を横向きにすることで、こうした外からの視線を防ぐことができます。

また、筆者も経験しましたが、小さな子どもがいる家庭では、子どもの靴を履かせたり、準備をしたりしている間は、扉をあけっ放しになりがち。こうした家庭にとって、外からの視線を気にせず、扉をあけっ放しにできるのは、とても便利です。

2.駐車がラクに。前庭も活用もしやすい

玄関を横向きにすると、玄関までのアプローチは自然と、左右いずれかの隣地との境界側になります。アプローチを端に寄せることで、駐車時にジャマになりがちな門柱も境界線側に設置することが可能に。前庭(前面道路と敷地との境界線から、建物玄関までの間につくられる庭)の有効活用もしやすくなります。

3.子どもの飛び出し防止などの安全対策になる

小さな子どもは、玄関をあけてそのまま道路まで走っていきかねません。しかし、玄関を横向きにすると、そのまま道路に出られません(直角に曲がることになる)。ですから、小さな子どもの飛び出し対策として、一定の効果があります。