ただし、隣家の窓との関係や防犯はしっかり対策を
すべての画像を見る(全8枚)玄関を横向きにするメリットについて書いてきましたが、当然メリットだけでなくデメリットも存在します。
まず1つ目は「隣家の窓(目線)」です。
玄関を横向きにする場合、お隣の敷地を向き合う可能性が高くなります。そのとき注意したいのが、隣家の窓の位置。玄関の前に隣家のトイレの窓やリビングの窓などがある場合には、気まずい思いをすることになります。こういう場合には、目隠しフェンス(写真)を設置するなどの対策が必要です。
そして2つ目が防犯の問題。
玄関を横向きにすることで防犯の問題も出てきます。玄関が外から見えないことから、不審者がいても気づかれにくいというデメリットが。ですから、ダミーの防犯カメラや、センサーライトなどの防犯対策が求められます。
最後にデザインの問題です。
ドアが正面にないことで、建物の外観が単調なデザインになってしまいがちです。とくに北側の道路に面している住宅の場合は要注意。北側の壁には、窓をあまりつけないことが多いので、玄関ドアがないとのっぺりとした見た目になりがちです。デザイン性を気にする人は、注意や工夫が必要です。