「いつか使えるかも」と取っておくうちに、どんどん増えてしまう紙袋。増えすぎを防いですっきり片づく収納のコツをご紹介。ESSEフレンズエディターで、整理収納アドバイザーの宮入京子さんが語ります。
すべての画像を見る(全4枚)まず「1年以上使っていない紙袋」を処分する
紙袋の整理をするときにまず行いたいのは、1年以上使っていない紙袋を捨てること。長く保管している紙袋は、においやカビがつきやすくなるのですぐ処分しましょう。
ブランドものの紙袋だったとしても「だれかに渡すのは難しい」と考えると、手放しやすくなるはず。もったいないと保管し続けるのはやめて、循環させましょう。
紙袋を仕分けして、増えすぎ防止&適正量を決める
必要な紙袋を判別するには、「どんなときに紙袋を使うのか」を明確にするのが重要です。
私の場合、「雑紙を資源ゴミで捨てるとき」「贈りものをするとき」の2パターン。なので、ゴミ出し用に使える大きさのものと、お渡ししても失礼のない状態のものだけを残し、それ以外は処分します。このように基準を設定すれば、増えすぎるのを防止できます。
また、保管する紙袋の適正量を決めるには下記の方法がおすすめです。
●紙袋の枚数を決める
たとえば「大・中・小サイズをそれぞれ5枚ずつ」といったように、あらかじめ枚数を決める方法です。決めた枚数以上にならないように、新しいものと古いものを交換しながら量をキープします。
●収納スペースに「入る分だけ」持つ
これは、大ざっぱな私も行っている方法です。適切なサイズの収納ボックスに「ここに入るだけ持つ」と決めて、入りきらない分は処分します。紙袋はギュウギュウにつめ込まず、余裕をもたせることもポイントです。