だれかの予定を気にすることなく、自由に楽しめる「ひとり旅」。興味があるけれど、少しハードルが高いかも…? そんな方に向けた「ひとり旅スタイル」を、旅行歴35年のエッセイスト・柳沢小実さんに伺いました。

青森で鳥笛づくり。
柳沢さん渾身の鳥笛。青森でつくったそう
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ひとり旅初心者なら、旅先で友人に会う旅からスタート

美術館をゆっくり時間をかけてめぐったり、景色を見に行ったり、自分のペースで好きな場所に行けるひとり旅。だれにも気を使わなくていい反面、食事をひとりで食べる寂しさがあるもの。

「まずは地方に住む友人を訪ねる旅から始めてみても。思い立ったらすぐ出かけられるひとり旅は、慣れるととっても気楽なのでおすすめです」(柳沢さん、以下同)

柳沢さん流のひとり旅スタイル

柳沢さんのひとり旅ファッション

<柳沢さんのひとり旅ファッション5箇条>

1:着まわししやすく、軽量なトップスで荷物を少なく。
2:帽子は必携。髪をセットする手間も省けます。
3:トートバッグで、持ち物はできるだけミニマムに。
4:普段からはき慣れているワイドパンツが基本。
5:朝ランをすることもあるのでスニーカーで歩きやすく。

好きな絵や作品の前で時間を忘れて佇む幸せ

「期間限定の個展など、いざだれかと行こうと思っても、予定を合わせるのは大変。集中して作品を鑑賞するためにも、美術館や作品展はひとり旅がベストです」

じっくり作品と向き合う時間もひとり旅の醍醐味。