「今なに待ち?」と言わなくて本当によかった
映画『碁盤斬り』では、身に覚えのない罪を着せられ、その復讐に燃える主人公・柳田格之進役にて出演しています。
監督の白石和彌(かずや)さんは、香取慎吾さんの主演映画『凪待ち』を手がけたこともあって、以前から親近感を抱いていたそう。
「『新しい地図』を始めた頃に慎吾ちゃんから監督の話を聞いていたので、僕も安心してできたかな。監督は『孤狼の血』みたいなバイオレンスな作品を撮ってる方とは思えないほど、とても穏やかな方。撮影中は待ち時間も多かったんだけど、口が滑って『今なに待ち?』とか言わなくて本当によかった(笑)。もしそんなこと言ってたら、あんなにすてきな映像ができたのを観て、自分が恥ずかしくなっただろうから。ワンカットごとに魂を込めて撮っているから、ぜひ劇場で観てほしいです」
※草なぎさんの「なぎ」は、正しくは弓へんに旧字体の前に刀
現在発売中のESSE6月号では、年を重ねるごとに深みを増す、草なぎさんの魅力に迫っています。