3.バルコニー:実家の苦い思い出から不採用。40万円カットに
すべての画像を見る(全7枚)ハウスメーカーの担当者に聞いたところ、バルコニーをつくると、坪単価の約半分の費用が発生するとのこと。
イスを置いて憩いのスペースにするにしろ、夏場に子どもを遊ばせるプールを置くにしろ、それなりの奥行きが必要です。でも、大きくすればするほど、建築費はアップしてしまいます。予算内に収めようと、狭いバルコニーをつくっても、活用するイメージがわきませんでした。
それにバルコニーには苦い経験が。実家には大きなバルコニーがありますが、全然活用されていません。それでも汚れはたまるため、定期的な掃除は必要です。実際、年1回くらいはバルコニーの掃除に駆り出されていました。
ということで、当初の間取りにはバルコニーがありましたが、早い段階で不要だと判断。わが家が契約したときの坪単価をもとにすると、約40万円の削減となっています。
また、将来的に必要となる、防水処理などのバルコニーのメンテナンス費用がいらなくなったこともメリットだと感じています。
共働きで、洗濯物はすべて室内干し。実際に暮らし始めて、バルコニーがないことで、困っていることはありません。
4.勝手口: 実家はあっても玄関からしか出入りしていない
通常の家でよく採用されているもので、つけなかったものがもうひとつあります。それは勝手口。これについては、なくしたというより、もともと設置するつもりはありませんでした。
実家には勝手口があります。しかし、正直なところあまり使われていなかったことが理由です。勝手口用に置かれたサンダルも、屋外にあるのですぐに汚れたり、傷んだりして敬遠気味に。玄関から出入りすることがほとんどでした。
また、断熱や防犯面からも、勝手口は弱点になると考えました。わが家の場合、家そのものがそんなに大きくないため、勝手口がなくても困っていません。