買わなくても楽しめる暮らしのコツ
「使えなくなるまで使う」のが小笠原さん流。見直してみると、身の回りにはまだ使えるものがたくさん。用途にこだわらず、頭をやわらかくしてみると新しい使い道が見えてきます。
●普段着をパターン化。お気に入りの服だけ厳選
すべての画像を見る(全14枚)「ワードローブは制服のようにパターンを決めています。シンプルにすることで服は少なくてすみます」おかげで服選びにも迷いません。
また、高校で習ったという衣類整理法を実践。「ジャンル別に書き出し、処分したら消し、買ったら書き込みます」
コーディネートを組むときにも、このカードは活躍しているようです。
●パジャマはシンプルなブラウスを着まわす
「寝るための服は買いません。でも、災害時や救急搬送などを考えたら清潔感は必要」
そこで、もう外では着ない服をパジャマとして活用しています。
●着なくなったらリメイクしてよみがえらせる
「スカートは母の着物で、バッグはウールの着物の袖でリメイクです。」
また、はかなくなったスカートも、1枚の布にリメイク。今は、おしゃれなインテリアとして再利用しています。
※記事の初出は2023年1月。内容は執筆時の状況です。
小笠原さんの新刊『財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス』(扶桑社刊)は、発売中です。