肌内部がうるおうことでバリア機能が保たれる

バリア機能が低下した肌のイメージ図
バリア機能が低下した肌のイメージ図
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バリア機能が正常な肌の角質層内は、天然保湿因子(NMF)で満たされた角質細胞が規則的に並び、その間にセラミドなどの細胞間脂質がみっちりつまって、うるおいが保たれた状態。さらに、皮脂膜が肌表面からの水分の蒸発を抑えています。この3つの役割をスキンケアで補うこともできます。小林さんおすすめの、スキンケアに取り入れたい成分は?

●うるおいを補給する「セラミド」

水分の吸収・保持の役割を果たす角質細胞をつなぎとめるのが、細胞間脂質のセラミド。しっかり補給することで角質層内が整います。

●セラミドの力を高める「ナイアシンアミド」

セラミドの産生を促す効果のあるナイアシンアミドも一緒に与えましょう。敏感肌用のアイテムに含まれているものを選んで。

●うるおいにフタをする「ワセリン」

バリア機能が低下すると肌の蒸散が進むと同時に外的刺激を受けやすくなるため、肌を守る皮脂膜代わりになるワセリンは効果的。ワセリンはクリームなどに含まれています。