身近なテーマだからこそ、“入門”としても最適

――たしかに子どもから大人まで、幅広い世代の人が見ても、楽しめる映画ですよね。

木村:「ドラえもん」って、子ども向けアニメだと思われがちですよね。でも大人が見ても十分楽しめますし、今回の『映画ドラえもん』は、どこか“ミュージカル”っぽい要素もある。だから万人に楽しんでいただけるのではないかなという風に思っています。

木村昴さん
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木村:子どもと一緒に見に行くのももちろんおすすめですし、デートやお仕事帰りのリフレッシュにご覧いただくのもいいのかな。ドラえもんの映画は、必ず最後にあったかい気持ちになる。「明日もがんばろうっ!」という気持ちになるので、ぜひご覧いただければうれしいです。ジャイアンとスネ夫が活躍してますので、ぜひその姿にも注目いただければ。

ジャイアンとスネ夫
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

:普段「ドラえもん」をご覧にならない方もいるかもしれませんが、すごく普遍的なテーマを取り扱っています。だから、今まで見たことなくても、ふらっと行っても楽しめますし、「音楽」という身近なテーマで入りやすい。『映画ドラえもん』が初めてという方には、入門としても、とてもいいんじゃないかなという風に思っています。

散歩中にまさかの遭遇…!?

――映画では音楽がエネルギーでしたが、おふたりにとっての「エネルギーの源」があれば教えてください。

関智一さん

:やっぱり「食事」ですよね。今日は「あれを食べよう」と思うと、ワクワクする気持ちになる。好きなものを食べることで、がんばれるし、力になる。実際にエネルギーにもなりますしね。毎回、『映画ドラえもん』のアフレコのときには“とんかつ”のお弁当が出るんですよ。コレを食べるっていうのが、1つの“行事”で、ドラえもんの映画をやるために必要なエネルギーです。

木村:僕は少しベタではありますけど、「音楽」なのかなって思いますね。しょっちゅう歩くんですよ。移動をなるべく歩くようにしていて、お仕事終わりは家まで歩いて帰ることが非常に多いんですが、そういうときにイヤホンで音楽を聴きながら帰るっていうのが、気分転換にもなる。

:最近、プライベートで歩いてるときにすれ違ったりするんですよ! 

――予期せぬところで会うと気まずくなったりしませんか?

:逆にびっくりしちゃうから、「おぉ! なにしてんの?」みたいな感じですかね。

木村:何度か会いましたね。あとは、コーラを飲むのが好きなんで「コーラ」ですかね。

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