お気に入りの調理道具ベスト3を公開

小林まさるさんのおろし金
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まさるさんのお気に入りの調理道具についてうかがってみると、まず出してくれたのが新光堂の銅製のおろし器。職人が手作業で目立てをしていて、切れ味も抜群です。「これを使うと大根おろしもすごく早く、細かく、口当たりよくできる」

小林まさるさんの包丁研ぎ

そして、もう何十年も愛用しているという砥石。右手前が荒研石、左奥が中研石、中央が仕上砥石。「包丁はよく切れたほうが料理は早く、きれいに仕上がるし、危なくないんだ。うちで料理教室をやったときも、生徒さんみんなに包丁を持っておいでと言って、俺が研いであげたりもするよ」

小林まさるさんのスライサー

3つめに出してくれたのはスライサー。「千切りはもちろんだけど、みじん切りをするときもこれで細く切ってから刻むようにすると、早く、きれいにできる」

自分で“うまい”と思うものをつくれば、人生はトク!

小林まさるさんの料理ノート

レシピを思いつくのは、夜布団に入ったときが多いのだそう。

「こんなのいいかなと思いついたら、すぐにノートにメモするようにしてるんだ。そうしてるうちに気がついたら深夜になってしまうこともあるけれど…」。書きためたノートは、20冊以上に。

「普段はあんまり見返さないけど、レシピ本をつくるときはこれを見たりするよ。俺はあんまり他の人の料理本は見ない。マネしたくなっちゃうからね。まさみちゃんの仕事から、ヒントをもらうことはあるよ」

小林まさるさん

最後に、料理上手になるコツをうかがうと、こんな答えが返ってきました。

「うまいもんを食べたかったら、面倒でもちょっとだけ、自分で手をかけるといいよね。“うまい”の感覚は人それぞれだけど、自分の手を使って“うまい”って思うものを食べたほうが、人生はトクなんじゃないかなあ」

 

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