女性の貧血の治療は婦人科受診も視野に

貧血気味の女性イラスト
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たりない鉄を補うために、数値が改善するまで鉄剤を服用し続けても問題ありません。ただ、なかなか数値が改善しない相談者さんは、生理は重くないと感じていても、自分が思っている以上に血液が失われている可能性があります。貧血は内科でも治療できますが、生理周期や出血量に変化が出やすい年齢であることや、子宮筋腫や子宮腺筋症が原因の場合もあるので、一度婦人科で受診を。

ピルで出血量を減らしつつ鉄剤を服用すれば、貧血が早く解決することも。貧血が改善されると疲れにくくなるので、今よりも毎日を元気に活動的に過ごせるようになりますよ。

なお、閉経を迎えると貧血は落ち着くのが一般的です。もし閉経後も貧血の状態が続くなら、ポリープやがんによる消化管出血の疑いも。ミドル世代ほど貧血を甘く見ないのが鉄則です。

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