人間のリアルな部分を描いている作品

雨が差し出した“心”とは“五感”のこと。人は五感を通じて心を育んでいく生き物であり、いわば五感は心の入り口です。雨は3か月間かけて、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を1つずつ奪われていきます。それは暗闇のなかでたった1人、死ぬまで孤独に生き続けるのと同じこと。太陽は雨にとって、自分のすべてを差し出せる、かけがえのない存在なのです。

「だれかのことを純粋に思ったり、なにかをしてあげたりすることは、とてもすてきだとあらためて感じました。その半面、だれかを思ってなにかをすることが、相手にとっては酷な場合もあるという、人間のリアルな部分が描かれている作品です。心がモヤモヤしていたり、先のことが不安だったりしている方がこのドラマを観て、少しでも救われてくれればうれしいです」

『君が心をくれたから』

毎週月曜 夜9時
フジテレビ系 全国ネット放送

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