もしものときに備えて、娘さんと情報を共有
「なにかあったとき、娘が困らないように」。もしものときに備えて、情報の整理と共有に努めています。
自分の部屋の本棚には、さまざまな資料や大切な書類をテーマごとに分類、だれが見てもわかるようにラベルをつけて納めてあります。
「私もそうですが、必要な情報をパソコンに入れている人は多いはず。パスワードなど、本人になにかあったときにわからないと家族が苦労すると聞いたので、娘には情報の取り出し方や置き場所を伝えてあります」
墓じまいについても考えている原田さん。
「今は息子の月命日など、お寺さんとの関係や法事も続いていますが、もう数十年もすればそれも減るでしょう。娘とよく話し合いながら、進めていきたいですね」
『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』（扶桑社ムック）では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。
