5.私は片づけが苦手なの
すべての画像を見る(全8枚)「私は片づけができない、苦手だ」と何度も口にしていると、そういうセルフイメージが強化されるので、とても危険な口ぐせです。
どんなことも、いきなり上手にはできません。これまで片づけをあまりしてこなかった人は、苦手で当然なのです。
不用品を見つけることや、実際に処分することに最初はすごく時間がかかるかもしれません。しかし、明らかなゴミなど捨てるハードルの低いものから捨て始め、小さな成功体験を積み重ねれば、だんだん片づけがうまくなります。
「苦手だ」と言ってなにもやらないと、苦手な状態にとどまってしまいます。
6.片づけなくても困るわけじゃないし
多少ものが多くても、散らかっていても、私の人生はそれなりに回り続ける。だから、べつに片づけなんてしなくていい。
たしかに、部屋がごちゃごちゃしていても、明日は普通にやってくるでしょう。でも、あなたは、そんな暮らしをずっと続けている自分が好きですか?
なりたい自分になるために、ほんの少しでいいので、今日、不用品を捨てましょう。
7.いつか使うかもしれないから片づけなくていい
不用品を捨てない人が口にする典型的な言葉です。
「いつか」が本当に来るのなら、目の前で山になっているガラクタは、そもそもガラクタにはなっていなかったでしょう。
「いつか…」と言っている自分に気づいたら、「そのいつかって、具体的にはいつなの?」と自分で自分に突っ込んでください。
使うタイミングが具体的にイメージできないなら、もう手放しましょう。
以上、7つの口癖を紹介しました。
自分が発する言葉を聞くのは自分自身。同じ言葉を何度も自分に言い聞かせていると、そういう思考が当たり前になります。言葉の使い方に気をつけて、すっきりした環境を手に入れてください。
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、ここで紹介した以外にも、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。