2.ウォークスルークローゼットはメリットが多い!

クローゼットはリビングともつながる
すべての画像を見る(全8枚)

間取りを考えるにあたり、洗濯物を干したりたたんだりする場所と、洋服を収納する場所は、絶対に隣同士にしたいと思っていました。その理由は、以前住んでいたアパートが、洗濯機からベランダまでの距離が遠く、ぬれて重くなった洗濯物を運ぶのが、とてもストレスだったからです。

また、夫婦ともに洋服が大好きなので、大きな収納スペースが欲しいという要望もありました。

限られた面積の中で、大きな収納スペースを確保するのは難しいと悩んでいたところ、ネットで廊下部分を、クローゼットとして活用しているアイデアを見つけました。

このアイデアを採用したので、わが家は一般的なウォークインクローゼットではなく、ウォークスルークローゼットに。ちなみにウォークスルークローゼットは、写真のようにリビング側から、洗面脱衣所(ランドリールーム)へ抜けられるようになっています。

この「リビング⇔クローゼット⇔洗面脱衣所」という動線を採用したことで、以下の5つのメリットがありました。

・洗濯物をたたんでしまうまでの動作がとてもスムーズ
・アウターやカバンなどの収納場所が近いのでリビングが散らかりにくい
・ダイニングで朝ごはんを食べたあと、すぐに身支度ができる
・2方向の入り口があるので空気の流れがよくなった
・通路なのでムダがなく、たくさんの収納空間をつくることができた

クローゼットの広さは4.87畳(約8㎡)。十分な広さを確保できたので、とても満足しています。