節約は辛くない!それは考え方ひとつでした
すべての画像を見る(全4枚)節約生活も3年目。辛いと思ったことはないのでしょうか。
「はじめは失敗ばかりでした。エアコンをケチって熱中症になりかけたり、健康と節約の両立が大変でした。欲しいものが見つかると、必死でガマンしたり。でも、そういう衝動的な買い物って、買った瞬間がピーク。手に入ると熱も冷めてしまうんですよね。その点、手もちの服のリメイクなら、アイデアが浮かんだときは、買い物以上の興奮が(笑)。考え方ひとつでこんなに変わるものかと自分でも驚いています」
紫苑さんが意識したのは「買えない」から「買わない」へとシフトチェンジすること。
「『自分の意志で買わないのだ』と考えたら、不思議なほど『自分をコントロールできた!』という満足感が得られたんです」
お金をかけなくても自分を大切に暮らすことはできる。そう気づいた瞬間から、節約はどんどん楽しくなり、お金についても考えられるようになったといいます。
お金がない! だったらその分、頭と手を働かせる! いままで「買うこと」で解決してきたことを、知恵と工夫で解決するようになった今、お金で買えない充実感があります。
『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』(扶桑社ムック)では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。