年代によっても「収納の正解」は変わってきます。「片づけのプロになって11年、今年50歳になり、収納グッズを選ぶルールが少しずつ変わってきました」という、ESSEフレンズエディターの整理収納コンサルタント・奥田明子さんが解説します。
片づけや家事が苦手だった経験から、いかにラクに家事ができるかということを日々研究しています。
とにかく無理がきかなくなる50代。家の中でもなるべくラクに過ごせるよう、収納グッズの見直しを始めました。
すべての画像を見る(全5枚)1:軽いグッズを場所によって使い分け
まず最近に変えたのは、なるべく軽い収納グッズを選ぶということ。
たとえば、書類や説明書の収納に使用するファイルボックスは、紙でできたものを選ぶように。
一方、ポリプロピレン製の少し重さのあるボックスは、湿気が気になるようなところやリビングのオープンラックの見えるところと、用途にあわせて使い分けするようになりました。
重いものを使うと掃除や収納がおっくうになるので、かなり重要なポイントです。
2:どこにでもフィットする使い勝手のよさがお気に入り
次に、部屋のあちこちで使えそうな、汎用性の高い収納グッズを選んでいます。
たとえば、シンプルで四角いプラスチックケースは、キッチンやリビングの引き出しなど、場所を選ばず大活躍。
使いみちの少ないものを選ぶとどのように使うか頭を悩ませますが、シンプルなものを選べばそんな悩みとはおさらば!
そのおかげで、わが家ではここ3年ほど新たな収納ケースを買わずにすんでいます。
3:中身が見える収納で家事の時短がかなう
中身が見える収納もアクションが減らせておすすめです。
なにが入っているかわからない収納だと、ラベルをつくってはる手間や、いちいち中身を取り出して確認しなければいけないなど動作が増えてしまいます。
ですが、半透明や透明のケースを活用すれば、その手間が省けてラクに。家事の時短にもつながります。