理由その1.LDKには床暖房を採用したかった

床暖房の範囲
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挽き板フローリングにした1つ目の理由は、寒くなったとき、床暖房のある暮らしをしたかったから。

じつは家を建てる前の10年間、転勤生活で住まいを点々としていました。その間、LDKと寝室に、床暖房を採用しているマンションに住むことがありました。その経験から筆者夫婦は、すっかり床暖房のとりこに。

LDKは家族がいちばん長い時間を過ごす場所。快適な冬のお家時間のために、床暖房はなんとしても採用したかったのです。

ハウスメーカーの設計士さんに相談すると、無垢板フローリングは、基本的には床暖房に対応していないとのこと(ただし、一部、床暖房専用に加工されたものも存在する)。「呼吸するように」収縮する性質があるため、熱を放つ床暖房との相性は悪いのだそうです。

一方、挽き板フローリングは、基礎部分が収縮しにくい集成材。無垢フローリングと違い変化しにくく、反りやヒビ割れが少ないというメリットがあるとのこと。

そして待望の床暖房は最高! 冬が楽しみになるほどです。

タイマー予約をしておくと、朝から足元がじんわりと温まり、とても気持ちいい! エアコンと違い、空気が乾燥した感じがしないのも魅力。加湿器がなくても、のどの調子もよい気がしています。

ちなみに床暖房は、電気式と温水式のタイプがあるのですが、床全体を均一に温めてくれる温水式(ガス)を採用。LDKに入ると部屋全体がじんわりと暖かく心地いいです。

リビングにいるときも、ソファを使わず、あえて床に座ってあたたかさを楽しむことも。ダイニングテーブルで食事をとるときも、足元からほんわか温かいです。また、キッチンでの立ち仕事でも寒さを感じません。

 

ヨガマットを敷いてヨガ

筆者の楽しみは、朝、ソファの前にヨガマットを敷いてヨガをすること。床暖房のおかげで、床でヨガをするのが、とっても気持ちいいです。

気持ちよすぎて、ヨガマットの上で寝っ転がっていることも(笑)。子どもたちも床でよくゴロゴロしています。