片づかない家によくある「紙もの」と、ためない工夫
片づけが苦手なおうちに必ずあるものが、家電を買ったときについてくる紙類です。今回は、片づけ上手な人がやっている「ためない工夫」についてお話しします。
●1:見ない、本体が既にない「取扱説明書」
すべての画像を見る(全14枚)家電を買うとついてくる取説。もちろん購入後一定期間は使い方を知るために必要ですが、ひととおり使い方を理解したあとは、ほとんど見ることがなくなります。そして最近はインターネットで簡単に取扱説明書を見ることができるので、処分しても大丈夫。
私は洗濯乾燥機、タンクレストイレ、換気扇に関してはコース設定やお手入れ方法などたまに見ることがあるので、捨てていません。それぞれ洗濯機の近く、トイレ内収納、換気扇そばの扉の内側などに保管していますが、ほかの取り扱い説明書は処分しています。
たとえばドライヤー、扇風機、自転車、カセットコンロ、シーリングライト…。これらの取扱説明書は本当に必要でしょうか? 何年も見ていないなら処分を考えてみてください。
また案外、既に本体がないのに取説だけが残っていることもありますよ。
●2:保証期間がきれた「保証書」
自宅で大切に保管している家電の保証書。購入日や販売店がしっかりと記載されているかどうか、ぜひ確認してみてください。販売店も購入日も空欄のものはありませんか?
保証書の中でいちばん大切なのはその紙本体ではなく、「いつ、どこで購入したか」という購入の記録です。ということは肝心の部分が空欄では意味がありません。「購入日から1年保証」と書かれていても購入日が分からなければ保証は受けられないかも。
レシートと一緒に保存しているなら大丈夫。インターネットで購入したのであれば購入履歴がありますし、または販売店でポイントカード(ポイントアプリ)をつくっていれば、そのポイントカードに履歴が残っていることも。そうなると、保証書本体がなくても問題ないこともあります。
販売店などの長期保証に入っている、かつ取扱説明書を残しているものは、取説に保証期限をメモしておくとわかりやすくおすすめです。