●他人にしかできない介護もある

母がデイサービスで作った飾り物たち
きんのさんの母親がデイサービスでつくった飾り物たち
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介護の仕事をしているなら自分でやれば、と思う人もいるかもしれませんね。でも実際は難しいもの。親の老化を冷静に受け止められないのです。親の苦しむ姿を見て自分も苦しくなったり、元気なころの親のイメージを捨てきれなかったり、自分の親だからこそ客観的に対処できない場合も。他人だからこそうまくいく介護もあると思います。

私の前では頼りないけれど、人前ではちゃんとしている母。母にとっても私以外の人とのつながりはいい息抜きになります。社会との接点があるのはとてもいいことで、利用できるサービスはどんどん利用して、親子ともに孤立しない介護を目指しています。

これまでの人生の中でできないことも多く、人から助けられたことが何度もあったからこそ、助けを求め、その分しっかり感謝もしようと思うように。助けてもらうし、助ける側にもなる。お互いさまがいいんですね。

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54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし

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