コロナ禍を経て、気持ちが外に向いてきた今だからこそ、ESSEはあらためて“家のあり方”を考えます。なかでも収納は、働き方やライフステージが変化しても、家を心地いい場所にするために欠かせないもの。そんな思いから今年新たに「ESSE収納グランプリ」をスタート。年齢も、家族の形も違う、それぞれの家庭がたどりついた「収納の正解」には、取り入れられるヒントがきっとあるはずです。賃貸住宅で自分らしくインテリアを楽しむ櫻木なおみさん(51歳)のお宅を紹介します。

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収納のプロが考える「収納の正解の見つけ方」。だれかのマネをすればいいわけではない

賃貸55平米でも楽しめる!工夫が満載のインテリア

賃貸物件というハンデをものともせず、自分らしいインテリアを存分に楽しむ様子が審査員に評価されたのは、ESSE収納グランプリインテリア賞の櫻木さんの家。

「物心ついた頃からインテリアが大好き。離婚を機に70平米から55平米の家へ住み替えたのですが、『以前よりももっと、すてきに心地よく暮らす!』という思いを胸に部屋づくりに励みました。限られたスペースだからこそ、生活動線や目線の先を今まで以上に意識するように」

櫻木なおみさん
インテリア大好きな櫻木さんのお家には、マネしたくなるポイントがたくさん!
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また室内には、はってはがせる壁紙やディスプレーの飾り方、見せる収納のアイデアなど、マネしたいポイントが満載。
「私のお気に入りがつまった大好きなインテリアを評価していただき、本当にうれしいです」

間取り

【ESSE収納グランプリ審査員コメント】

賃貸とは思えない統一感! まるでカフェのようです。ダークカラーの壁紙が目を引き、北欧カフェ風のインテリアがすてきです。限られた収納スペースも上手に活用していますね。

毎日使うダイニングのチェストを“飾る”専用スペースに

チェスト収納
上段に本、下段に雑誌や書類を収納

家の中でいちばん目につく場所をディスプレースペースに。
「木製の雑貨やグリーンを飾ったときに映える“ブルーグレー”の壁紙をDIYではりました。飾るときは、壁の鏡を頂点として三角形を意識します」

●毎日使うものは引き出しごとにジャンル分け

チェストの引き出し収納
引き出し上からメイク用品、仕事道具、文房具

自分の部屋をもたない櫻木さんの私物はすべてチェストに収納。
「毎朝ダイニングでメイクをするため、使いやすい引き出しの上段にはメイク道具を」

●季節に合わせて気軽にディスプレーをチェンジ

インテリアのチェスト
枝もののグリーンは春夏におすすめ

「ここは季節感を出す場所と決めて、飾る小物は頻繁に入れ替えて楽しんでいます」。
ファブリックを替えるだけでも、いっきに雰囲気がさわやかに。

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