●家族みんなの“好き”を優先したら、自然が近い暮らしが合うと気づいた
すべての画像を見る(全8枚)「海が近くにあるだけで、気持ちの落ち着き方が違う」と砂原さん。
「娘は、海辺の町だからこそできる習い事のカヌーに挑戦中。以前は自然を求めて家族でキャンプなどに出かけていたけれど、ここでは一歩外に出れば、海も山もあります。夫は以前にも増して、植物の世界に没頭。わが家のテラスは、彼の育てた木々やハーブであふれかえっています」
広々リビングでダンスの練習!
この日は枝を剪定(せんてい)。切ったものは束ねてスワッグに。
以前はスペース的に飾れなかった自身の作品もあちこちに。愛猫のロンと。
●不便さもあるけれど、オンとオフの切り替えがしやすくなった
クルマでの移動はオフに戻っていく時間であり、仕事モードのオンに切り替えていく時間に。
「都内に近づくにつれ、気持ちがキリッとしてきます。完全にひとりの空間なので、好きな音楽やラジオを聴きながら、より“個人”に戻るひととき。都内で暮らしていた頃は、この時間が短かったことも、うまく切り替えができなかった理由だった気がします」
都内へのルートは複数あるので、渋滞をうまく回避できるのも逗子のメリット。
夫の忠明さんは海辺で過ごした高校の陸上部時代を思い出して、再び走ることが日課に。