狭い団地をすっきり見せる収納術
40平米の住まいに家族3人暮らし。狭苦しさを感じないコツは、大きな家具を置かない、ものを減らす、そして収納に秘密がありました。
●アクション数を少なく
すべての画像を見る(全14枚)よく使う道具はしまわず、手を伸ばせば届く場所につるしたり、並べて収納。
「ワンアクションで取れるので作業がスムーズ。木製アイテムも乾きやすいしお手入れが簡単に」
●コンパクトサイズの家電を選ぶ
冷蔵庫が古くなったのと、長男が家を出て3人暮らしになったことを機に、ひと回り小さいサイズに買い替え。
「身長が低い私でも上まで見渡せるから、食材ロスが減りました」
●ものの量を減らす
ストックはスペースを決めて、そこに入る量しかもたないのがルール。
「キッチン用品のストックは引き出し1段分だけ。なにがあるか把握しやすく、二重買いも防げます」
月に1度の不燃ごみの日の前日は、ものの見直しをして、不要品を処分するきっかけに。
「古くなった洋服はリサイクルに出したり、ぞうきんにしたりと再利用しています」
●家族が使うものはひとまとめに
家族が自分で朝食や軽食を用意できるように、パンやお茶セットなどを冷蔵庫の横のワゴンにまとめて収納。
「まとめるだけで家族が自分で用意してくれるように。私がラクできて便利です」
体温計や爪切り、文房具など家族が使う日用品は、古道具屋で見つけた小だんすの中が定位置。
「家族から『あれどこ?』と聞かれたり、行方不明になって探し回ることがなくなりました」
●部屋を広く見せるために白い布をカーテン代わりに
キッチンのカーテンは、白いコットンの布をつるしただけ。
「部屋が広く見えるし、近くに建物がないので外からの視線は気になりません。川を眺めてのんびりすることも」