水アカ汚れとキズが目立つステンレスは避けた

わが家のキッチンの天板は、標準仕様の範囲内でステンレスを選ぶこともできました。たしかにステンレスは、酸性の洗剤が使えるため掃除はしやすいです。

しかし、水アカ汚れは白色。ステンレスだと非常に目立ちます。また、調理器具などと接触してキズができてしまうと、そのキズも目立ってしまいます。これが、採用しなかった理由でした。

筆者は、ステンレスよりも長く使用してもキズや水アカが目立ちにくい、白の人造大理石の方が魅力的な素材だと思ったのです。

 

掃除は中性洗剤によるふき上げのみ

キッチンの掃除
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わが家では、キッチンの天板の掃除は中性洗剤によるふき上げのみ。天板が白色のため、水アカ汚れがほとんど目立たず、とくに水アカ汚れ対策は行っておりません。

じつは中性の洗剤中に含まれる「金属イオン封鎖剤」という成分が、水アカ汚れには効果的。ですから、中性洗剤によるふき上げ作業をすることで、同時に水アカ汚れのふき上げもできているのです。

中性洗剤は食品汚れと水アカ汚れを同時に掃除できます。なので、「白色の人造大理石」の天板は、中性洗剤1剤で掃除できるというのも、うれしいメリット。

もし将来、水アカ汚れが気になることがあった場合は、水アカ取りに効果大のクエン酸を使うことも可能です(天然石を含む「人造大理石」や「人工大理石」の天板の場合、クエン酸を使用しない方がいいです。クエン酸は大理石を溶かす性質があるため、繰り返し使用すると変色したり傷んだりする可能性があります)。