バーチカルブラインドの悪かったところ

逆に、ちょっとここは…と感じた部分を3つの視点からリアルにお伝えします。

 

●洗濯できるが面倒くさい

洗濯できなさそうなバーチカルブラインドですが、じつは、わが家のものは洗濯機で洗えるタイプです。ただ、洗濯方法を調べると、これがかなり面倒な模様。

一つひとつルーバーをはずして、ルーバーの裾についてるおもりもはずし…。さらに、洗濯機の中で、ぐちゃぐちゃにならないよう、束ねて洗わないといけないそうで。

筆者は多分、一生やることはないだろうと思いました。

とはいえ、わが家は夫が重度の花粉症。本当は定期的にカーテンを洗った方がいいんです。メンテナンス性を考えると、普通の布製カーテンは、さぞやラクだったろうなと思います。

もっとバーチカルブラインドの場合、汚れたルーバー1枚だけを取りはずして洗えるというメリットもありますが。

 

●風でパタパタ音がする

バーチカルブラインドは、風との相性がよくない印象。風が吹くと、ルーバーがパタパタと音を立てます。ルーバー同士がぶつかったり、窓に当たったり。

また、風によって、ルーバーの角度も簡単に変わってしまいます。

たとえば、わが家のコーナー窓の場合。片方の窓をあけると、風の影響でもう片方のバーチカルブラインドがズレたり角度が変わったりしてしまいます。

 

風の影響を受けるバーチカルブラインド
すべての画像を見る(全8枚)

画像右側の窓をあけると、左側の窓のバーチカルブラインドの角度や位置がズレてしまうのです。

 

●犬が引っかかる

バーチカルブラインドのひも部分

バーチカルブラインドの裾は、ひもでルーバー同士がつながれています。しかし、このひもに、犬がたまにひっかかるんですね。

ひもは簡単にはずれる仕組みになっています。ですので、犬がひっかかると、ひもははずれます。それをいちいち直すのが面倒。また、引っかかること自体、ちょっと危ないと思います。ペットを飼っていたり、小さい子どもがいたりする場合は、注意したいところです。

以上、バーチカルブラインドを3年使ってきた感想をリアルに語ってみました。

関連記事

憧れと現実は違う。新居の庭に迷いつつも照明をつけなかった結果、後悔なし3年間使わず、憧れだけでつくったバルコニー。掃除と維持費の負担が残念すぎた白を減らしたインテリア。落ち着いた雰囲気で劣化が気にならない家づくり