トマトがおいしい時期。
『ESSE』7月号「冷凍ストックで食費はもっと減らせる」では、料理家の星野奈々子さんに、野菜のお手軽フリージングの方法とレシピを教わっています。その中から、とくにおすすめのトマトの冷製スープのつくり方をご紹介しましょう!
すべての画像を見る(全5枚)基本は、そのまんまフリージング
星野さんの冷凍保存が画期的なのは、下処理不要なところ。塩でもんだり、下味をつけたり…そんな面倒な工程はありません。カットが必要なもの以外は、洗う→水気をふく→冷凍庫にイン、という3ステップでOK。冷凍保存で約1か月もつので、大量の野菜も余裕で使いきれちゃいますね。
家庭菜園で大量にできる…、そんなトマトも丸ごと冷凍可能です。
・トマト
解凍不要!冷凍トマトの絶品スープ
冷凍したトマトは、使い道いろいろ! なかでもおすすめは、火も包丁も使わずに作れる、「冷製スープ」です。
●トマトの冷製スープ
[材料]
(4人分)
・冷凍トマト 1袋(2個)
・A(オリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/2、粗びきコショウ(黒)少し、水1カップ)
[つくり方]
1.冷凍トマトは流水をかけて皮をむき、すりおろす。
2.ボウルに1を入れ、Aを加えて混ぜ合わせる。
ポイントは「解凍しない」こと
どうですか? このとってもシンプルなレシピ。ポイントは、冷凍庫から出したトマトを、解凍せずにそのまま使ってしまうこと。時短になるだけでなく、こんなメリットもあるんです。
1.皮がツルンッとむける
冷凍トマトに流水をかけると、湯むきしたときのように皮がきれいにむけます。皮に指をかけてスルスルスル~。笑っちゃうくらいスムーズにむけちゃいますよ。
2.そのまますりおろせる
しっかり凍らせたトマトは、すりおろすと、ひんやり冷たいシャーベット状に。調味料と混ぜ合わせるだけで、ミキサーを使わずに、なめらかスープの完成です。
冷凍トマトを煮溶かせばトマトソースも簡単につくれます。ストックしておくと、節約にも時短にも便利な冷凍野菜。ぜひ挑戦してみてください。