つっぱり棒といえば、収納の裏方のイメージがあります。しかし、今は違うんです。
最新型のつっぱり棒をだれよりも知りつくし、使いこなしているのが「つっぱり棒博士」こと竹内香予子さん。つっぱり棒150本を使いこなす自宅は、人呼んで「つっぱり棒ハウス」。竹内さんだからこそできる、つっぱりワザの数々を取材しました。
おしゃれになったつっぱり棒の使いこなしワザ! 今やインテリアの中心に
天井と床の間につっぱり棒を渡してシックな間接照明を設置したり、ちょっとした壁のくぼみをつっぱり棒でおしゃれに変身させたり…。最新のつっぱり棒は、驚くほど手軽なのに、可能性は無限に広がる「魔法のスティック」に変化しているといっても過言ではありません。
DIY好きの女性たちに支持され、瞬時に売りきれた「つっぱり補助具」があったり、“男前インテリア”、“西海岸風ルーム”などのインテリア記事で注目されていて、デザインに敏感な人たちの間で注目度が上昇しているタイプも生まれています。
ここでは、つっぱり棒博士の自宅で、インテリアのメインとして活躍している「つっぱりワザ」を見てみましょう。
●玄関のちょっとした“くぼみ”が帽子やグリーンのディスプレーエリアに
すべての画像を見る(全3枚)玄関の壁のくぼみに横に渡したのは、マットな質感の黒いつっぱり棒。アイアンのシックな雰囲気を生かして、床の間のような、見せる空間に。
●アイアン製のつっぱりで、男前な壁かけテレビラックを自作
アイアン製のつっぱり補助具に、ホームセンターでカットした木材をとりつけ、床と天井の間に2本つっぱって。間に横木を渡し、専用パーツでテレビを固定。インテリアの雰囲気に合うテレビホルダーに。
●縦つっぱり棒に、グリーンをのせたりつるしたり
マットな黒がクールなアイアン塗装のつっぱり棒は、グリーンを飾るのにもぴったり。専用のテーブルやフックを取りつけると、高低差を付けて空間を立体的に飾ることができます。
これからの荷物が増えがちなシーズンに収納・インテリアに困ったら、手軽に取り入れられて、取り外しやつけ替えも簡単なつっぱり棒を使ってみては。片づいたお部屋で快適な春を迎えましょう。
つっぱり棒のさらなる収納ワザは、竹内さんの新刊
『魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる』(扶桑社刊)に詳しく紹介されています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
※取りつけの際には耐荷重に注意してください。また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう