●ものの捨てどきは自分が納得したとき

堀井美香さん
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スー:服や靴は使えないんだけどね。私の場合、「今使うか」という基準ではなくて、好きなものが視界に入る状態の方が心地いい。今は収納用品を捨てちゃって棚がないんですが、好きだったCDや読みたい本、映画のDVDとかを面出しして並べた“祭壇”みたいな場所が部屋にあると落ち着くなと感じます。

堀井:捨てられない人は、ものに対しての気持ちや愛情が強い人なんじゃないかな。

スー:堀井さんのように、その人にとってのタイミングが訪れて捨て始めるのはいいけど、私みたいに、「何月何日までにものをなくさないといけない」という切羽つまった状態に自分を追い込むのはおすすめしません。精神的な負担が、とにかく大きかった。

堀井:何歳だから、周りがやってるから、じゃなくて、自分が納得したときが捨てどきだと思います。今、両親が家の片づけで大変そうなんですが、いきなり全部処分しようとするのは難しい。10あるものを5に、5を3にと、ちょっとずつ減らしていくのがいいんでしょうね。

これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』では、対照的なおふたりの「捨て活」について、さらに、住まいだけではなく心にも、余計なものをためないための心がけについてお話しいただきました。ぜひチェックしてみてください。

 

これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に! (別冊エッセ)

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