●身近なデザインを参考にしてみる

骨董品でもいいですし、生活用品や工業製品やファッションなどでも一流のものを見れば、その造形美が植えつけられていきます。一見高度なことに見れるかもしれませんが、ファッションやインテリアに関しては、ウインドウショッピングや美術カタログからも十分学べます。

カタログ
これらは、東京都現代美術館内カフェのショップカードや、福田繁雄さんデザインの「見るための菓子折」。何気ないものを見ても、センスが学べます
すべての画像を見る(全7枚)

高価で一流なものばかりに触れなくても問題なし。安価なものも知った上で「価値を感じるものとの違い」を理解していくことが大切だと思っています。

チラシ
展覧会チラシや絵ハガキを観察してもおもしろいです

街中や美術館などのポスターや看板を見て、スッキリしてるなぁ~と思うものを「なぜだろう」と考え、色の組み合わせやレイアウトなどを観察することで、センスはみがかれていくといいます。ぜひ自分の好みなども知る上でも、気軽に触れてみてください。

身の回りのおしゃれなものや、少し足をのばしてアートを見たり、感性をみがくポイントは意外とたくさんあるもの。すっきりとしながらも満足感のある暮らしのために、これからも参考にしていけたらと思っています。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら