●なりたかった職業に就いた!

幼稚園の先生
すべての画像を見る(全5枚)

一方で、「憧れの職業に就いた」という人も多く、なかには年齢を重ねてからその職業に就いたという人や、別の形で携わっているというエピソードもありました。

「夢を叶えて幼稚園の先生になりました! 今は保育園で保育士として働いています」(千葉県・39歳)

「父が看護学生の教師をしていたので、話を聞く中で自然に目指していました。自分も看護師になり、今も働いています。父が自宅で採点している姿を見ていて、真面目に勉強する学生の姿を教えられました」(千葉県・58歳)

「本が大好きで、図書館司書に憧れていました。大学も日本文学科専攻で、司書資格を取得。小学生時代、常に図書委員に立候補。今も小学校の図書館ボランティアに登録して、月に何度か通って本の整理整頓や補修しています」(福井県・45歳)

「父が救急隊の仕事をしていて、命の話を聞いていたら私もだれかの役に立ちたいと思ったから看護師になりたかったです。今も看護師として働いていて、小学生のときからなりたいとみんなに公言していたので、同窓会出会ってもすごいねって褒めてもらえます」(埼玉県・37歳)

「高校生のホームステイで将来の夢を語る機会がありました。そのときに病気で苦しんでいる人を救うために新薬を世の中に出したいと発表。学生時代はいろんなことに興味があり、就活はかなり悩んで製薬メーカーに就職し、新薬を世に送り出し、夢をかなえました」(東京都・34歳)

「小学校の担任が素晴らしく、憧れていたので学校の先生になりたかったです。学校の教師にはならなかったけれど、就職した会社で新入社員研修の講師をしたのでかなったと思いました」(神奈川県・52歳)

「子どもの頃からピアノをしていたので、ピアノの先生になりたいと思っていました。そして中学校の頃、合唱コンクールの伴奏をし音楽の先生に褒められて音楽の先生になりたいと思うように。その後、音楽の大学に進学し4年間中学校で音楽を教えました。合唱や吹奏楽などの部活指導にも夢中になりました。結婚し第3子妊娠中に自宅でピアノ教室をはじめ、現在14年目です。いろいろありましたが、音楽にはずっと関わっていて幸せです」(大分県・47歳)

「子どもが大好きなので、保育士に憧れてました。作業療法士なのですが、最近、保育士の資格を通信でとりました」(高知県・38歳)

「子どもが好きだったのと、ピアノを得意としていたので保育士に憧れていました。40歳過ぎて保育士の資格を取得して、仕事につなげています」(神奈川県・54歳)

今回は、237人の「憧れていた職業」についてご紹介しました。その職業自体には就けなったけれど、別の形で携わっているという人や、大人になってから再度目指したという話を聞くと、少し前向きな気持ちになれますよね。年齢を重ねると挑戦することに気が引ける部分もありますが、新しくなにかを目指してみたり、挑戦してみると新たな発見があるかもしれませんよ。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら