●60歳はとにかく健康を意識する
すべての画像を見る(全4枚)先日、ネットニュースで見かけた海外移住したとある女優さん。ストライプのシャツにデニムパンツのセンスが光っていました。じつは同い年だと知って、その若々しさにとても驚いたとともに、そうなりたいと思いました。もちろん生まれもったスペックが違うので女優さんのようにはなれませんが、若々しさの条件はズバリ健康と筋肉だと思います。なるべく病気にならないよう生活習慣を整える、とくに睡眠は質も時間も大事です。
そして、60歳を超えた体はそんなにたくさんの食材を処理できません。食べ過ぎたあと、必ず寝るのも苦しくなるようになりました。先日、脂がのった鰻を1尾食べた翌日のこと、顔に赤い吹き出物ぽつぽつとできたのです。果物アレルギーにもなりました。そんなわけで、60歳は腹八分目がモットーです。
また、年齢とともに筋肉は落ちていきます。歳だから仕方ないと諦めず、「筋活」は大事だと実感します。私自身、ピラティストレーニングをしてもうすぐ丸3年に。ピラティスの筋トレは筋肉を大きくしたりするのではなく、インナーマッスルを強くするイメージです。内臓や関節を支える役割のある筋肉に対し、意識的に使っていくトレーニング。腹筋といっても上腹部、中腹部、下腹部、側腹部と細かく意識して使っていきます。
とくによかったのは、尿モレへの効果。年齢を重ねた女性の悩みのひとつで、一般的に尿モレには骨盤底筋を鍛えるといいと言われています。ピラティスを始める前は、「トイレに行きたい!」と思ったら我慢なんてできなかったのに、今では平気になりした。下腹部やお尻の筋トレの効果ではないかと思っています。
●これから先の10年計画を立ててみよう
50歳の私を、もしほめるとすれば10年間1つのことを続けてきたことです。1年、1年は大した成長を感じないかもしれませんが、10年を一気にふり返ってみると、結構いろんなことをしてきたし、できちゃってるんです。
知人は趣味で始めたお料理インスタを8年間続けていて、今回レシピ本を出版されるそうです。継続は力なりとはまさにこれで、続けていれば周りに認められて花開くことだってあるのです。私も、そのうちのひとりです。
そうなるように、計画を立ててみませんか? 10年後どうなっていたいですか? 私も70歳になるまでになりたい姿が明確になってきました。そのために「○○年までに○○になるよう○○をしよう」という計画をイメージして、実際に動きはじめています。人が気づくほどの大きなことではありません。むしろ、気づかないような小さな挑戦でもいいんです。スタートは無理ないことから始め、継続することに意味があるのですから。世の中の60歳さんへ。まだまだワクワクしていきましょう!
健康効果はあくまで個人の実感です。