豚こま肉は、時短にも節約にもなる万能食材。それでも、レシピのマンネリ化に困ることがありますよね。そんなときは、ちょっとした下味冷凍ワザでラクうまなおかずにしてみませんか? 次の特売日に豚こま肉を大量に買いたくなるような使いきりレシピを、「何度もつくりたくなるレシピ」の料理家、新谷友里江さんが教えてくれました。
下味冷凍で味わいアップ!豚こま肉の使い切りレシピ
肉や魚を特売でまとめ買いして保存するときは、簡単な下ごしらえで味わいがアップする下味冷凍がおすすめ。短時間で大満足の主菜がつくれて、ムダなくおいしく食べきれるから、食費の節約にもつながります。
●豚こまの甘辛漬け
すべての画像を見る(全4枚)【材料(4人分)】
冷凍用保存袋Mサイズ1袋
- 豚こま切れ肉 300g
- 酒、しょうゆ、みりん 各大さじ2
- 砂糖 小さじ2
【冷凍前の手順】
(1) 冷凍用保存袋に食材と調味料を入れ、袋の上からもんでよく合わせる
(2) 袋から空気をしっかり抜き、平らにならして口を閉じる
それぞれ冷凍で1か月程度保存可能
【解凍の手順】
前日から冷蔵室に移して自然解凍がおすすめ。時間がないときは、流水解凍(水をためたボウルに袋のまま入れ、流水をかけながら解凍)する。
●豚肉とニンジンのさっぱりあえ
豚こまの甘辛漬けに酢をプラスして、ヘルシーなおかずサラダに。
【材料(4人分)】
- 豚こまの甘辛漬け 1袋
- ニンジン 1本(160g)
- 塩 小さじ1/2
- グリーンカール(またはレタス、ベビーリーフなど好みの葉野菜) 4枚(80g)
- 水 大さじ1
- 酢 大さじ1と1/2
【つくり方】
(1) ニンジンは千切りにしてボウルに入れ、塩をまぶして10分ほどおく。しんなりしたら絞って水気をきる。グリーンカールは食べやすい大きさにちぎり、水に5分ほどさらしてザルに上げる。
(2) 下味冷凍は水に10秒ほどくぐらせると、袋からするりと取り出せる。または袋の上から流水をかけてもOK
(3) 凍ったままの豚こまの甘辛漬けを保存袋に入れたままさっと水にくぐらせて袋から出し、フライパンに入れる。分量の水を回し入れてフタをし、中火にかける。蒸気が出てきたら弱火にし、5分ほど蒸し焼きにする。解凍されてきたら中火にし、豚肉をほぐしながら汁気がなくなるまで炒める。
(4) ボウルに(3)、(1)のニンジン、酢を入れてさっとあえ、(1)のグリーンカールを敷いた器にのせる。
[1人分239kcal]